ドルフィンズが契約するっていう Jerome Messam さんについて調べてみました
カナディアン・フットボールからRBを獲得、とのことで。どういう選手なんだろうなあ、と思いちょっとググってみました。
昨シーズンのMost Outstanding Canadian at the CFL Playerというのをもらったそうです。
(プロフィール)
Jerome Messam
1985年生まれ、26歳。
6フィート3インチ(191センチ)、245パウンド(111キロ)
今年カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)のエドモントン・エスキモーズに所属して、カナダ人として3人目の1000ヤードラッシャーとなった。
(キャリア)
2008年、おそらく大学卒業、しかしNFLはもちろん、CFLのドラフトでも指名されず。
2009年、情報なし。
2010年、CFLのブリティッシュコロンビア・ライオンズに雇われて、キャリー23回で93ヤード獲得。TD2。
2011年、トレードでエドモントン・エスキモーズへ。195回のキャリーで1057ヤードを獲得。ラッシュヤードでリーグ3位。
2008年ドラフトといえば、ドルフィンズが全体1位でロングを指名した年です。RBではOAKのマクファデン、PITのメンデンホール、TENのクリス・ジョンソン、なかなかの顔ぶれ。あとはライアンとフラッコの年として印象的。
選手としては、まだまだ若いけれどそろそろピークを見据える時期でしょう。CFLでもそれは同様でしょうし、即戦力として引き抜いてくるにはちょうどいい年かもしれません。
成績的には1000ヤードちょっとというところで、そんなに良いのかなあ、とも思えますが、CFLではリーディングラッシャーでも226回のキャリーで1381ヤードと、それほど多くありません。NFLでは今年226回以上キャリーしたRBは15人いました。CFLはフィールドが広くレシーバーも1人多いので、NFLに比べるとパスの比重が高いのかもしれません。
などなど、いろいろ言ってみても、まず目が行くのはサイズでしょう。
6-3(191cm)、245(111kg)
ドルフィンズのRBは、
レジー・ブッシュ(6-0、203)
ダニエル・トーマス(6-1、228)
2人とも小さくはない。とくにトーマスはRBとしては大きい部類だけれど、それよりもデカイ。いまをときめくジャイアンツのジェイコブスが193センチ・120キロなので、それには及ばないものの、かなりの重量級といえるでしょう。
ドルフィンズは昨年オフにポライトさんを放出してしまって以来、ショートヤーデージが取れなかったことが多かったので、そのための補強かもしれません。
と思ったんですが、動画を見つけてみると、
数プレーのダイジェスト。#23が彼です。
試合のダイジェスト。わりと長めですが、CFってこんななのか、と面白いです。
意外とデカさ重さを感じさせない印象です。ジェイコブスみたいに重心低くゴリゴリいくのではなく、結構派手にカットバックも踏みますし器用にパスも捕っている。
これだとトーマスと同じような使われ方をするのかもしれません。もうすこし体重増やして突撃型になれっていう命令が下るかもしれません。どちらにしろ楽しみな選手ではあります。エドモントンのユニフォームがパッカーズっぽいっていうこともあり、ぜひプチ・パッカーズ化しつつあるドルフィンズ・オフェンスでブレイクしてほしいものです。
※そういえばと思って調べてみましたが、去年のワールドカップには出ていないようでした。CFLでのブレイクが今年だったので呼ばれなかったのでしょう。