バイキングス@セインツ (9/10)

 スコア以上にセインツが完勝した、という印象。
 最初のシリーズであっさりタッチダウンを取ったセインツ。その後は無理せず、急にスクリーンや短いパスが増えた。取ろうと思えばいつでも取れるというオフェンスと、ディフェンスもしっかり抑えられるだろうという自信があったんだろうと思われるが。


 セインツがいきなり全開で勝負した1st.シリーズの次、バイキングスは慎重すぎた感じ。去年のファンブルしまくりの後遺症だろうか。
 ピーターソンのランはそれなりにでたものの、セインツのフロントが前がかりになっているにも関わらず、その裏に投げられないファーブ。まあ復帰が遅れたためなのかコンビネーションがまだまだで、ディフェンスの動きは見えている感があるのにレシーバーとタイミングが合わない。そして悪い癖、プレッシャー受けたときに後ろ体重で無理に投げてインターセプト、というアレをしっかりやってくれた。残念。


 セインツはディフェンスも頑張ってたし、LB#51がディープまで下がるパスカバー含め、シャーパー先生がいないのを感じさせなかった。
 前半最初のシリーズだけは、去年のままでも衰えなく戦えるぞってプレー選択。その後はリスクを抑えたドライブ。逆転されても2点差くらいじゃ焦らなかった。
 さらに後半最初にラン中心でタッチダウン。バイキングス花形パスラッシャーアレンもOLとQBの動きの連携で完璧に抑えてたし、前後半の最初の予定通りのプレーというシリーズでTDだし、スカウティングの勝利なのかもしれない。
 後半はランを増やしたけど、ランプレーの中心は#23なのかな。ブッシュはリターンもしてるし。


 バイキングスはシーズン終盤にファーブ含めチームが完成して強くなるかもしれないけどなあ。