カウボーイズ@バイキングス


<前半>

 さて早くも崖っぷちが見え始めているカウボーイズ。いまいち調子の上がらないバイキングスには勝っておかないとだめなんだろうけど。


 やっぱりカウボーイズはなんとなく噛み合わない印象。特にラインとバックスというか、ボールがどう動いているのかの共通理解がいまいちなんじゃないかと。それってコーチの問題なんだろうけど。
 加えて、ロモの勝負弱さも。パスプロがアレンをノーチェックで漏らしちゃうっていうのはどうしようもないミスだけど、そこで慌てすぎて簡単にインターセプトされてるんじゃなあ、と。
 それでもその後立ち直って、ショートパス中心のドライブと、スクリーン多用セーフティーバルブ多用スクランブルも頑張るってドライブで、それぞれタッチダウン。プレー選択的にパスプロが厳しいっていうのはあるんだろうけど、どうにかゲインはできるようになっていた。


 バイキングスのオフェンスも低調。特にOLが完全に負けてるってプレーが目に付いた。得点はディフェンスがインターセプトしたときのタッチダウン一本だけ。


DAL 14-7 MIN


<後半>

 いきなりバイキングスのキック・リターン・タッチダウンで同点。


 その後はまたオフェンス低調合戦へ。
バイキングスがディフェンスとパントで押し込んで、敵陣49ヤードからの攻撃。またファーブが無茶なパスを投げてインターセプトされかけたけど、それはどうにか免れて、ランが少し出るようになってタッチダウンまで。逆転。


 逆転されてロモがやっと本気だしたのか、単なるまぐれ当たりかはともかく、レシーバーがDBとのミスマッチを活かして競ってキャッチしてタッチダウンというビッグプレーがでた。たまに良いパスを投げるから、ロモって切るに切れないんだろうな。同点。
 それにしても、バイキングスはぜんぜんパスが通らない時間帯が毎試合30分くらいあるのに、そのあいだもずっとパスに固執するってのはどういうことなんだろか。それならもっとピーターソン使っとけばいいのに。


 で、カウボーイズのディフェンスは頑張っていたにも関わらず、ロモがまたやらかしてしまって。LBのブリッツのフェイクに引っかかったのか変なところでインターセプトされて、敵陣30ヤードからの攻撃を得たバイキングスも特になにもできなかったけれどFG。
DAL 21-24 MIN


 その後も両オフェンス低調なまま終了。
 バイキングスはインターセプトして良いフィールド・ポジションからの攻撃で10点、ディフェンスが上手くいって良いフィールド・ポジションからの攻撃で7点、スペシャルチームが7点。あんまりオフェンスはほめられたできじゃない。
 カウボーイズは、ちゃんとオフェンスが3本タッチダウンをとったものの、2回のインターセプトが響いた。
 なんかおたがい辛い試合だったな。

⇒SCORE