ビルズ@レイブンズ
<前半>
両チームかなりバタバタしていた。
特にレイブンズは、オフ・タックルのランをずいぶん出されるとか、サイドのゾーンのパスがカバーできないとか、DBが正面からレシーバーに抜かれるとか、らしくないディフェンス。さらにキックオフ・リターンでファンブルまで。
オフェンスも安定するまで時間がかかって、一時はBUF 17-3 BALまでリードを広げられる。
でもビルズも、特にパス・ディフェンスに穴が見えてきたのか、インターセプトできそうなのを逃してしまっていたのが響いたのか、レイブンズのパス中心のオフェンスに押され始め、こちらもキックオフ・リターンでファンブルして、4点差までつめられて前半終了。
BUF 24-20 BAL
<後半>
いきなり試合が動く。ビルズの最初の攻撃、パスカバーにLBとしては深く下がっていたレイ・ルイスがインターセプト。そこからのレイブンズのオフェンス、最初のプレーでフリー・フリッカー。タッチダウン。逆転。
ビルズのオフェンスは、なぜか前半ゲインできていたオフ・タックルのランと外側へのパスをやらなくなった。次第にレイブンズのパスラッシュにもパスプロがもたなくなってきて、ギャンブル失敗したり、無理なパスがインターセプトされたり。
それに対してレイブンズのオフェンスはだんだんと落ち着いてきて、一度はきちんとタッチダウンまで。しかしそこから膠着。
BUF 24-34 BAL
こうなると守りきって簡単に勝っちゃうのがレイブンズのはずが、フルブリッツをいれたときにすれ違いにヒッチ・パスがロングゲインになってタッチダウンというラッキー・パンチを浴びてしまう。さらにオフェンスがあっさりパント。そして50ヤードのFGを決められる。らしくない展開。
同点。
BUF 34-34 BAL
<OT>
まさかのレイブンズ3&OUT。
その裏のビルズ、やはり中央ミドルのパスにこだわる。なぜだろう。
TEへの短いパスが通ったところでレイ・ルイスがタックルしながらボールをむしり取るというひどい豪腕っぷりを発揮してターンオーバー。
たしかにTEの動きは止まっていたし、審判の笛を吹くのが少し遅かった気もするんだけど、それにイラついたのかTEがヘルメットを脱いで地面に投げつけちゃって、さらに反則とられ、そこはすでにFGレンジ内。
最後は38ヤードFG成功で、どうにかレイブンズの勝ち。