バッカニアーズ@レイブンズ
<前半>
今年は思いのほか好調で気になってたんだけどまだ見ていなかったバッカニアーズ。ずいぶん若い選手の多いチームになってたんだな、楽しみな雰囲気はある。
B系アフロヘアーQBフリーマン、度胸があるというか、ブリッツが入ってきても落ち着いている印象。アンダーニースへのパスはそれなりに通っているし、百戦錬磨のレイブンズ・ディフェンスに対しても果敢に攻めていっているという印象。
が、プレッシャーのあるなしに関わらず、パスプロに余裕があっても、長いパスは精度が悪かった。それでも長いパスの比率が高いままのような。このスタンスは今年ずっと続けてきてたものなんだろうか。
結局点が取れたのは、インターセプトの後、敵陣34ヤードからの攻撃のみ。しかも力負けでのFGどまり。
レイブンズのオフェンスもいまいち不調。バッカニアーズのディフェンスはときどき穴が見えちゃうけど大くずれしてなかったし、結構気合のブリッツも多かった。パスは悪いけど落ち着いている印象のフリーマンよりも、むしろフラッコがプレッシャーに慌ててるプレーが多いような感じ。
それでもレイブンズはディフェンスで徐々に押し込んでいって、敵陣41ヤードからの攻撃を作り出した。とりあえずそこではFGしか取れなかったものの、これで少し落ち着いたような印象。
その後はディフェンスのミスマッチが生まれてヒープががらあきになってたり、ちょっとバッカニアーズに厳しいかなっていう判定があったりしてTD2つ追加。前半終了時にはひとまず余裕の展開。
TB 3-17 BAL
<後半>
後半は膠着。両チームとも前半と特に変わらない攻撃を繰り返していたような印象。
バッカニアーズ・オフェンスはQBがボール持ちすぎなのか、どうしても長めのパスを繰り返しちゃって、そのコントロールが悪くて通らない感じ。短いパスはそれなりに通ってるんだから、そっち中心でいったらいいのに。
レイブンズのオフェンスもランはそれなりにゲインできてるのに長いパスが多い。それが通らない。なんか今シーズンは「こうありたい自分」みたいなのにこだわりすぎてる気がするんだけどなあ。オフェンス・コーディネーターのせいかなあ。
バッカニアーズが最後にやっと短いパス中心でドライブしてタッチダウン1本返したけど、もう時間がなくなってて終了。なぜそれを後半はじめからやらないかと。
TB 10-17 BAL