スティーラーズ@レイブンズ


 この2〜3週間思ってるんだけど、レイブンズのオフェンスはこんなに長いパスの比率の高い組み立てにする必要があるんだろうか。もっとディフェンスに頼ってでも手堅いオフェンスしたほうが勝てるんじゃないかと思うんだが。
 ということで今日もなんか不発な予感。そしてスティーラーズ・ディフェンスのパスラッシュに対応できていないOL、フラッコも焦って投げ急いでるのが多い。
 唯一の得点が、攻撃の糸口もつかめていない雰囲気だったところで半分苦し紛れみたいなロング・パスを投げたのが通っちゃったドライブのもの。それはまぐれとして、ゴール前でスティーラーズ・ディフェンスが急にパスラッシュを3人とかにしちゃったのが裏目にでた印象。フラッコが十分時間をもらえてタッチダウン・パスを投げられた。


 スティーラーズのオフェンスは手堅い展開。でもゲインできない。ランはでないし、奥のレシーバーはしっかりカバーされている。短いパスはそれなりに通っていたが、ロスリスバーガーのパスがちょっと不安定で、ミスも多くてドライブが続かない。ナタに顔面パンチされて鼻血出す前からパスミスが目立ってたから、もしかしたら足の怪我の影響もあるのかもしれない。さらには敵陣に入ってからギャンブル成功して勢いづくかというところでドロップなんかもあって、なんかちぐはぐなままで前半終了。

 PIT 0-7 BAL


<後半>

 スティーラーズ・オフェンスは前半よりも少しはドライブができるようになってきた。ランは相変わらずでないし、長いパスを投げようとすると時間かかってサックされるが、短いパスでどうにか進んでる感じ。ゴールが近づいてくるとパスも手詰まりになって、力負けという感じでFGで終わっちゃうんだけど、なんとか2本6点。


 レイブンズのオフェンスは前半と特に変化なく。どうにもパスラッシュに対応できていない感じがする。ディフェンスのアライメントによってOLに指示を出すというところまではフラッコはまだできないんだろうか、それともまったくブリッツの気配に気づいてもいないんだろうか。
 それでもどうにかFGを1本追加して、PIT 6-10 BALで膠着。


このままパント合戦で終わりまでいくのかなと思い始めた、残り4:43からのレイブンズの攻撃。ポラマルが今日2回目のノーチェックでラッシュしてきてのサック。しかも両方LOSまで上がってセットしていたのに誰もブロックしないというひどいパスプロ。Tのミスなのか、RBのミスなのか、誰にも指示しなかったフラッコに非があるのか分からないけれど、これでファンブル、ターンオーバー。
 スティーラーズ敵陣9ヤードからの攻撃、変則的な早いタイミングのパスでタッチダウン。逆転。PIT 13-10 BAL


 が、最後にもう1つ見せ場がきた。はずだったんだけど。
 レイブンズ、自陣18ヤードからの攻撃、残り時間は2:50。
 しかしここで、フラッコはブリッツに焦ってインターセプトぎりぎりのパス投げちゃうし、あっさサックされちゃうし、結局最後までディフェンス・フロントに対応できていなかった印象が強い。
最後はキックすれば55ヤードFGという位置でギャンブル。まあ風強かったし。
が、やっぱりフラッコが焦って投げている雰囲気でパスミス。終了。


⇒SCORE