レイブンズ@テキサンズ
<前半>
すでに実質シーズン終了のテキサンズだが、集中も切れてないし気合も入っていた印象。オフェンスはまずしっかりライン戦をコントロールしてて、ランもきれいにブロックできることも多く、パスプロも十分。ただ、パスが悪い。今年ずっとそうだったなあ。
パスがずれてインコンプリートになるのが続くとレシーバーのリズムも悪くなるもので、ドロップも目立ち始める。それなりにドライブできてFG圏内までいってもサックされて下がってFGが52ヤードになっちゃって失敗とか、パスミスに近いずれたパスをレシーバーがキャッチミスと言えるようなはじきかたをしてインターセプトされるとか、相互作用による泥沼的な。
でも完全になにもできないわけではなくて、成功率は低いもののなんとかドライブできるくらいにはパスも通るのであきらめがつかない。前半最後にはぎりぎりタッチダウンまで持っていけたし。
対するレイブンズのオフェンスは、逆にラインが押し負けている印象。フラッコが落ち着いて投げられないプレーが続いた。
しかしだんだんとアジャストしていったか、パスプロがもたないことを逆手にとったか、スクリーンやドローが効果的に決まる場面もあり、もともとテキサンズ・ディフェンスのパスカバーはそれほど良くなかったのでパスも通りだす。相手のインターフェアに助けられたり、インターセプトからの攻撃だったりというシリーズでのタッチダウンもあったけれど、きちんとドライブしてのタッチダウンも1つあった。
前半はレイブンズがわりと危なげない試合運びで BAL 21-7 HOU
<後半>
いきなりレイブンズがキックオフ・リターン・タッチダウン。ラッシュチームは3人で囲んでおいてのタックルミスという辛い内容。
これで3本差。
さらに、テキサンズはタッチダウン・パスだろっていうのを落球したり、なんかショーブに思い切りがたりないなあってドライブがあったりして、連続FGどまり。点差は詰まったけれど、BAL 28-13 HOU、さすがにもう決まったかなと思った。
が、レイブンズのディフェンスがパス・ラッシュを3人にしたりして全体的に下がりだしたところで、テキサンズのパスが通りはじめる。そりゃそうだって感じだけど。それでも自陣1ヤードからの攻撃を、最後は敵陣7ヤードでギャンブル成功させてタッチダウンまでもっていったのは大きかったんだろう。
それで勢いがついちゃったかテキサンズ、ディフェンスでもブリッツまで効かせちゃってパントに追い込んだ。
そして今度は自陣4ヤードからの攻撃。珍しくレイブンズDBのヤマが外れまくってる試合って感じだったけど、これをまたタッチダウンにして、さらに2ポイントも決めてついに同点。
まさか追いつくなんて、ということでスタジアムすごい盛り上がり。
<OT>
さらにさらに、レイブンズのリターンではじまったオーバータイムも、多少攻め込まれはしたもののブリッツを入れ続ける強気の姿勢は変わらず守りきったテキサンズ。また自陣9ヤードからとフィールド・ポジションは悪いけれど、第4Qのオフェンスをみてればそんなことは問題じゃないと思える観客たち、大盛り上がり。
そして!
投げるタイミングがすごく遅れた上にカバーされてるレシーバーに投げちゃったーってなパスで、インターセプト。
そのままリターンタッチダウン。
おしまい。
盛り上げるだけ盛り上げておいて最後これかよ…みたいな。。。