ジェッツ@スティーラーズ


<前半>


 ジェッツは開始直後のキックオフ・リターンでいきなりタッチダウン
 が、その後オフェンスは相変わらず不発。敵陣34ヤードからパントしたり、雪と風のせいで慎重にいっている部分はあったみたいだけれども。それでもランは結構いいリズムで出てるし、サンチェスはこの2週間をふっきるかのように思い切りよく投げている感じ。でもなかなか短いのしか通らなくって、最後にやっとサイドの長めのパスが通ったものの、オフェンスでの得点はFGひとつだけ。


 スティーラーズはまずパス中心にしかけていったものの、やっぱりジェッツ・ディフェンスの特に#31と#24のところはまったくあかない。
 その後、ランを軸に切り替えてドライブできるようになり、こちらも慎重に敵陣35ヤードからパントけったりしてたものの、ランに加えてTEやWRの内側のゾーンへのパスが通るようになってきて、やっとタッチダウン
 さらに#31のサイドに一本パスを通して、このドライブはFGどまりで終わったけれど、少しずつ選択肢を増やしていっているような印象ではあった。

 NYJ 10-10 PIT


<後半>

 前半からの流れで、スティーラーズのオフェンスは、中のランと中央ゾーンのパスが軸になると分かってきたような感じ。わりとゴリゴリしたランと、WRが#31と#24を避けて中に入ってくるパターンのパスでTDまでもっていった。
 逆転。
 が、このあとは再びパスカバーの良さに苦しんでドライブできなくなる。


 そして逆に流れをつかんできたのがジェッツのオフェンス。ランと短いパスでテンポがつかめてきたところで、敵陣12ヤードでギャンブル。ブーツレッグが完璧に決まってタッチダウン。同点に追いつく。
 さらに、ブリッツには苦しみながらもサンチェスが立ち直ってきた雰囲気の気合の入ったパスを通してFGを追加。
 逆転。NYJ 20-17 PIT


 さらにジェッツは、スティーラーズのオフェンスをきれいに抑えこんで、自分たちのオフェンスは得点まではいかなかったものの、敵陣31ヤードまで進んでパント。スティーラーズを自陣3ヤードからの攻撃に押しこむ。
 ここでドローを読みきったテイラー、ベテランの味だわー。スティーラーズにとっては若干ブロックミスだったけど、痛恨のセーフティー
 NYJ 22-17 PIT


 ジェッツのオフェンスはしばらく連続でそれなりにドライブできてたし、残り2分半だし、これできまりだろうと思ったものの、実にあっさりとパント。
 それでもスティーラーズのオフェンスはしばらく連続で何もできてないドライブが続いていたし、残り2分だし、さすがに無理だろうと思っていたものの、やっぱりしぶとい。
 最後までブリッツは処理できずに苦しんでいたが、スクランブルなんかでどうにかしのぎつつ進んで、それでもやっぱりパスは通せず、3rd.ダウン&24ヤード、もう終わりだろうと思ったところで、まさかのジェッツ・セカンダリーのカバーミス。まさかの1st.ダウン更新。ってか敵陣10ヤードまで進んで、こりゃ逆転ありうるなあ、と思わせた。
 が、どうにかジェッツ・ディフェンスが立て直して再びの完璧パスカバーで守りきって終了。
 しかしスティーラーズっていっつも最後までしぶといなあ。


⇒SCORE