ビルズ@ドルフィンズ
<前半>
ドルフィンズのオフェンスは最初のシリーズ、珍しくパスがいくつかきれいに通った。ちょっとビルズのパスカバーがルーズかなという印象はあったけれども。でも結局ドライブしきれずに48ヤードのFG。
そして失敗。確かに強風だったけど。これがこの試合全体を暗示してたような。
その後のドルフィンズ・オフェンスは相変わらずの展開。ランはいまいちでないし、それへニーには無理だろっていう浮かせたパスとか、ミドルの中のゾーンへのパスとか投げさせてインターセプトされるし。どうしてもこういうパス投げさせたがるコーチのあきらめの悪さも今年の惨状をつくった原因のひとつだと思うんだ。
で、これまでほとんどいいところなかったビルズのオフェンスも、敵陣35ヤードからなら頑張りますよって感じで、ギャンブルも成功させて、最後は3rd.ダウン&ロングでドルフィンズ・ディフェンスのLBとDBが重なっちゃうっていうミスがあったけど、タッチダウンまで根性でもっていった感じ。
さらにドルフィンズのプレー選択はよく分からず、どっちかっていうとパワー・ランのほうがでてるのに、ドローやったりパス投げたりしてゲインできず。そしてパント。やっぱりビッグ・リターンを許して、ビルズにFGを追加される。いつものパターンだなあ。
が、ドルフィンズもようやく覚悟したか短い低いパスを中心にしてきた。このタイプのパスしかヘニーには無理でしょ。もちろんゴール前では手詰まりになるんだけども、ここは最後はワイルドキャットでタッチダウン。
ドルフィンズは2ミニッツでインターセプトも奪ったものの、ゲインできずに61ヤードFGに挑戦するしかなく、やっぱり失敗。
BUF 10-7 MIA
<後半>
ビルズのオフェンスは、パスがすごくいい位置に飛んだときか、レシーバーがすごくいいキャッチを見せたときか、相手ディフェンスがタックルミスしたときしか、まともなゲインはできないんだけれども、そんなことが1シリーズで4つもあったらそりゃタッチダウン取れるよね。どっちかっていうとドルフィンズのタックルミスが原因だろうけど。
BUF 17-7 MIA
が、少し点差ができたからか、ビルズのパスカバーがさらにルーズに。っていうかザル。これならヘニーでも通せるよ。って感じにまでなってきた。それでもFGどまりなんだけどね、ってか53ヤードもあるじゃん、無理でしょ。って思ったらやっぱり失敗。
しかしその次のドライブでやっとタッチダウン。3点差。
さらにその裏のビルズのオフェンスもきちんと止めて、ドルフィンズ自陣20ヤードからではあるが、残り4:31で攻撃開始。
しかし、ノーハドルはドルフィンズには無理だった。でもどうにかドライブはできて48ヤードFG。だが失敗。本日4つ目の失敗。この風の中で61ヤードとか53ヤードとか蹴らせるから余計に調子狂うんだと思うんだけどなあ。
だがしかし、ビルズの攻撃をあっさり止めて、残り41秒だけどもう一度ドルフィンズの攻撃。
でもさあ、なんでここでショートパス2本も投げてんだ。リスクとる必要ないところで変なの投げさせてインターセプトされたり、無茶しないとどうしようもないところでなにもしない。今年のドルフィンズそのままな終わり方。
BUF 17-14 MIA