ドルフィンズ@バイキングス(9/20)


 プレッシャーがかかったときに無理して長いパス投げてインターセプトされるのがファーブ。それを期待していたが、ゲーム開始当初のドルフィンズのディフェンスはあまりラッシュしていなかった。それでも勝手に事件は起きたんだけど。バイキングス第1シリーズ、ドライブはそれなりにできていたが、ファーブのパスはこの試合もそれほど良くない。敵陣27yds、FG圏内まで進んでからいきなりのギャンブルで失敗。


 そしてなんとドルフィンズ・オフェンス、へニーが最初のプレーでロングパス成功。そのドライブでタッチダウン
 珍しい。と思いきや、その後もミドルのパスをたくさん投げて、ときどきはいいパスもあって、これは何か変わったかもしれない、なんとノーバックまでやるのか、と調子に乗って観てたらサックされた。まあそんなもんだ。


 バイキングス・オフェンスが今度は残り1ヤードでインターセプトされたり、そこからのドルフィンズのオフェンスでは、セーフティーを狙ってフロントを重視するディフェンスはよくある形なんだろうけど、ラッシュが中途半場になって、いきなりロングゲイン。いろいろちぐはぐな印象のバイキングスだった。


 後半。


 MIAがまだ長めのパスを投げてる。先に、というか余裕のあるときにディープに投げてリズムを無理に引き寄せちゃおうってプレー選択、割りと好きかもしれない。

 MINは先週からOもDもラインが押し勝ててない印象。それでもなんとか走るピーターソンはさすがだろうけど、でもMIAのFS#30なんてときどき20yds以上下がってセットしてたプレーもあったし、ランは出されても構わないという雰囲気だったかもしれない。
 MINのディフェンスはアレンを避けてプレーされると脆さが目立つのかな。集まりに厚みがない感じ。問題のファーブはパスに体重が乗ってないような印象。


 だがしかし、そこは僅差ゲームメーカーのドルフィンズである。全体的にかなり押してる展開なのに結局7点差。などと思ってたら、ディフェンスが相手エンドゾーン内でファンブルフォース&リカバー、タッチダウン
 バイキングスは次のシリーズからパス中心にわりきったようなプレー選択になって、ちょっとリズムがでてきたかと思ったら、またゴールライン上でインターセプト
 だがしかし、そこは僅差ゲームメーカーのドルフィンズが許さない。返しの次のプレーでファンブル
 なんのこっちゃ


 そして急に良くなるバイキングス・オフェンス。それともドルフィンズ・ディフェンスのフロントが疲れたか。ピーターソン走る。
 だがしかし、そこは自分のプレースタイルを貫き通すファーブである。無茶な長いパス投げてインターセプト
 たすかった。
 と思ったら、そこは圧巻の僅差ゲームメーカードルフィンズ。またファンブル
 なんだこれ。


 終盤、4点差あったためにバイキングスはタッチダウンを取りにいって、インターセプトされちゃったり、ギャンブル失敗しちゃったり、いろいろあったけれど、あれ全部FGけってたら6点は入ったよな、そしたら逆転だったよな、っていう試合展開の妙でありました。
 それでもどうにか守りきったドルフィンズ。こっちは良かった。 これで勝ったかなー、というところで2度もバイキングスにチャンスを上げなおした、(結局7点しかとってない)オフェンスは試合の盛り上げ方を知ってるわー(棒読み)


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