ドルフィンズ@パッカーズ
<前半>
ドルフィンズのオフェンスはランを主体にしたスタート。でもあんまりゲインできない。その分、マーシャルが1人で競ってキャッチするというパターンでなんとか進んでいた感じ。ばたばたしつつも最初のシリーズでタッチダウン、次のシリーズも意外と調子よく進んでいて、なんかヘニーが珍しく調子いいなって思ってたら、アウト・パターンのパスを読みきられてたようなインターセプトを食らう。やっぱりいつものヘニーだった。
その後少し流れを取り戻せず、前半最後、残り3:39、自陣12ヤードからのドライブは良いテンポで進んでいたものの、エンドゾーンであいていたマーシャルへのパスが大きすぎてタッチダウンならず。うん、いつものヘニーだ。
対するパッカーズはさらに不調って雰囲気。先週の脳震盪の影響が残っているのか、ロジャースの出来も悪かったように見えた。ドルフィンズのディフェンスのパスカバーは結構良かったんだろうけども、投げあぐねることも多かったし、特にブリッツが入っているわけではないプレーでも焦ってしまっていることもあったような。
最初のシリーズは、ドルフィンズのLBがコケてパスが通り、さらにFSがタックルミスしたのでFGレンジまでいけた。もう1つ、見方ディフェンスがインターセプトを奪った直後にぽっかりとレシーバーが完全にあいていて一発タッチダウン。その2つのプレーから得点は取れたけれど、ドライブできている感じはなかった。
というわけで、いつもどおりいまいちで大きなミスがあるって感じのドルフィンズと、とても不調だけどまだ運もあるし相手のミスにつけこむ力はあるってパッカーズ。同点。
MIA 10-10 GB
<後半>
ドルフィンズのオフェンスはウィリアムズのランが出るようになった。ブラウン=デイライト、ウィリアムズ=パワーラン、って使い分けているようで、つまりは早いタイミングでならOLが押せているということなんだろう。
でもなかなか決め手に欠ける。それでもなんとなく運が向いてきたドルフィンズ。ランが出てるのに3rd.ダウン2でノーバックなんて自殺行為をするも、当然パス失敗ってところで、相手のホールディングがあったり、50ヤードから攻撃開始だったのにあっさりパントってところで、相手のイリーガル・フォーメーションがあったり。それでもタッチダウンはスローバックなんて珍しいプレーでしかできない程度には不安定。
パッカーズはパスプロがいまいちなのか、さほどブリッツが入ってるわけではないのに、ロジャースにプレッシャーがかかっていた。10ヤードちょっとのゾーンにパスが通ることが増えていったけれど、さすがに常に空いているわけではなく、それより短いパスもタックルミスがなければゲインできない。FGまで持っていくのがやっと。
ロジャースもだんだんと投げ急ぎだして、フルブリッツのフェイク的なアライメントで、やっぱり投げ急いでインターセプトされたり。
ドルフィンズ7点リードで残り5:15、パッカーズの攻撃、自陣31ヤードから。
ディフェンスは4〜5人しかラッシュしてないのに、いちいちプレッシャーがかかってる。でも、ロジャースがんばって逃げ回ってるうちにレシーバーがあいてパスが通ったり、
で、残り2分ちょっと、敵陣29、4th.ダウン7、ギャンブル成功。
さらに残り13秒、4th.ダウン、ゴール前1ヤード。
ノーバックのショットガン・フォーメーションからQBが動いて通常のスナップを受けるところまで行き、間髪いれずにスニークってな野暮なプレーだったけどタッチダウン。
同点。
ドルフィンズは自陣43ヤードでヘイルメアリーもせずにニーダウンなんてチキン状態だったのが気に食わないが、そのままオーバータイムへ。
<オーバータイム>
相変わらずパス悪いなーってドルフィンズと、相変わらずパスプロもたねーなーってパッカーズが一回づつパントを蹴って、ドルフィンズの攻撃。
パワーランを多用、それが出る。DLがばててきてたのかもしれない。最後は44ヤードFG。
MIA 23-20 GB