ベンガルズ@ジェッツ
<前半>
終始ジェッツが押している印象なんだけれど、なぜか前半終わったときにはベンガルズがリードしていたという不思議な展開。
ジェッツのディフェンスは、ランプレーに対してはフロントだけで十分に止められていたし、オーウェンスとオチョシンコにはレーヴィスとクロマティがほぼ完封。ブリッツ入れてセーフティーなんて15ヤード以上下がってセットさせて、パーマーに慌てて投げさせて注文どおりインターセプトとか、すばらしいでき。
ベンガルズとしてはランはたまにしかでないし、スクリーンとかでついないでる感じなんだけど、本当にいいパスだったらロングゲインになってたなとか、ここでもパスとおせてたなとかいうくらいのプレーが多くて、若干の力不足を感じる。まあ良いパスっていっても神がかってるときのマニングなみのレベルが必要だろうし、パーマーには厳しいんだろうけども。
が、そんなこんなのうちに、ジェッツ・ディフェンスにとってはちょっと神経質すぎんじゃないかなっていう判定が続いて進まれちゃって、タッチダウンを取られるという。
ではジェッツのオフェンスは何をしていたかというと、だいたい問題なくゲインできてるんだけど、ときどきパスプロがもたなかったり、反則しちゃったりでドライブが途切れる感じだった。しかも常にフィールドポジションが悪くって。
ランは結構でてるのに無理にパス増やす必要ないんじゃないかなーって思うんだけどな。結局前半はFG一本だけ。
ラスト32秒で、自陣31ヤードからFG圏内まで進んだものの、44ヤードFGトライ、直前でベンガルズHCにタイムアウトを取られて蹴りなおし、最初のチャラになったのは成功してたのに、今度は失敗という、とことんついてない雰囲気で前半終了
CIN 7-3 NYJ
<後半>
というわけで好感度がたおちのベンガルズ、ジェッツが大魔神のように怒りモードに入ったのかどうかは分からないけど、いきなりリバースが一発タッチダウンになって逆転。
これでもう波に乗って余裕だろうと思いきや、サンチェスのパスが安定しない。レシーバーがあいてないプレーで無理に投げてインターセプトとか、無防備に投げちゃうとか、単純なパスミスとか、どうもだめ。ランがそれなりに出てるんだからパスしないでもいいのにな。
だがしかし、ジェッツの不調を尻目に、ベンガルズはさらに調子を崩していくという負けず嫌いっぷりを発揮して、27ヤードFGは失敗するし、ジェッツの蹴ったパントがベンガルズのブロッカーに当たっててロスト扱いになっちゃうし、オフェンスもまったくゲインできなくなってフィールド・ポジションもどんどん下がっていき、とうとうセーフティーまで到達するし、こりゃもうだめだなってことで、CIN10-26NYJのところまで見て打ち切り。