パッカーズ@ペイトリオッツ
<前半>
ロジャース欠場で劣勢ってのを自覚しているかパッカーズ。最初のキックオフでいきなりオンサイド。これが成功。みんなびっくり。
さらにいきなり最初のプレーでノーバックというのもびっくり。まあその次のプレーからはしばらくランを続けていたけど、こりゃなかなかしっかり準備してきてるぞと思わせるに十分な出だし。最後にカバーあかずにFGどまりだったのは残念だったけど。
その後もこれという決め手はないものの、明らかな失敗というのもない、オフェンス全体としてもQB#10としても十分な出来だったんじゃないか。ちょっとボール持ちすぎでパス投げるのが遅くレシーバーがDBと競り合わなきゃいけなくなるような印象はあったけど、パスプロがちゃんと持てばパスも通せるし、きちんとしたタッチダウンも取った。ペイトリオッツのセーフティーが目測を誤ったかCBとぶつかっちゃって一気にタッチダウンってラッキーなプレーもあった。
ペイトリオッツのオフェンスの方が今日は受身の印象。ときどきパスカバーが良かったり、ラッシュが早くてサックがあったり。そしてインターセプト、と思ったらパッカーズDBが落としてくれて。それをしぶとくタッチダウンにするのはさすがだけど。
そんなこんなでじわじわ押してたGBだが、10点差(GB 17-7 NE)にしたところで、前半残り2:17だったこともあって、ビッグリターンされないようにゴロのキック。しかし、それを拾ったOLがまさかの71ヤードリターン。そのままタッチダウンを取られる。
最初のキックオフでオンサイドやるほどの攻めの姿勢だったのに、リードして大事にいこうとしたとたんにこんな目にあうなんて、守りにはいったら負けだってのの象徴のようなプレー。
GB 17-14 NE
<後半>
パッカーズは中のランは出てるものの、それはペイトリオッツのディフェンスがパス第一で守っているからっていう印象。思い切りよく投げられたパスは成功してるけど、やっぱり投げるのが遅くなっちゃってる感じが多い。でもレシーバーが競って捕ったり、捕ってから個人技で進んだり、頑張っている。
後半最初のドライブではインターセプトされてそのままリターン・タッチダウン。が、次のドライブでは仕切りなおしとばかりにタッチダウン。全体的にぎりぎり感のあるオフェンス。
ペイトリオッツのオフェンスは、ブリッツさえ処理できれば大丈夫って感じ。まあそれがなかなか上手くいかなかったんだけど。
でも、あっさり短いの投げたり、じっくりゴリゴリいったり、ノーハドルでディフェンスを焦らせてみたり、オーディブルでプレー替えてみたり、いろんなことやって隙をうかがい続けていた。それがようやく上手くいって、残り9分強、自陣37ヤードからの攻撃を6プレーで簡単にタッチダウン。逆転。噛み合ったときはさすがの強さ。
パッカーズは残り4:22、自陣41ヤードから、タイムアウト2つという最後のチャンス。インターセプトかと思ったらディフェンスの反則ってラッキーなこともあったけれど、ディフェンスの変化に対応できなかったり、時間の使い方がちょっとと思わされるところもあったり、経験のなさが最後に出ちゃったって雰囲気で終了。
GB 27-31 NE
勝負どころでだけやたら強いペイトリオッツって久しぶりだな。QBふたりの成績が象徴的。
M.Flynn、パス回数:24/37、251yds、3TD、INT
T.Brady、パス回数:15/24、163yds、2TD