スーパーボウルにダラスいってきました(5)スーパーサンデー、試合前のお楽しみ。


 すっかりいい天気になり、気温も上がって、雪? なにそれ、ふったっけ? みたいな雰囲気になった日曜日のダラス。よかったよかった。


 いよいよスーパーサンデーですもの。
 宿から電車を乗りついで、スタジアム近くの駅からシャトルバス。車でいく人のほうが多いんだろう、意外と混んでなかった。


 車の中はさほど興奮している人もおらず、タオル振り回す人もおらず、普通に雑談してるだけなんだけど、みんな声でかいです。クラウドノイズ状態です。


 窓からスタジアムが見えてきてテンション上がる。


 が、ちょっと離れた、レンジャーズ・スタジアムの裏で降ろされる。そこから歩き。意外と遠いじゃねえか。
 しかし、だんだん近づいてくるスタジアム。快晴。再びテンションが上がっていく。


 思っていたよりも人が少なく感じる。というよりは周りがだだっぴろすぎて人口密度があがらないだけなんだろうけれども。飛行機が墜落して沙漠に投げ出された人々が非難シェルターに向かっているかのような風景になっていく。

歩け歩け。


 チケット探しの歌を歌ってるおっさんが出現したり。


ついにスタジアム到着!でかい!カブトガニみたい!


いつでも行列きやがれ的な順路。


まだ時間も早かったせいか待つこともなく、セキュリティーチェック。


敷地内に入るともうお祭り騒ぎ。とりあえずビールだろ!的な。


 ファンゾーンって呼ばれてるけど、駐車場じゃないしテールゲート・パーティーとは言わないんだろうなあ。なんだろなこれ。野外フェスティバル風の特設ステージが2つ、テーブルと屋台、これがスタジアムの両サイドの入り口にあるらしい。規模的には渚音楽祭くらいかな。とりあえずお祭りっぽくて楽しい。



 それにしてもパッカーズ・ファンはおばちゃん率が高かったんだぜ。


 スタジアムの中に入ったら、試合じっくり見たいしトイレいってる時間がもったいないし、飲み食いはしないんだぜ。だからいましかないんだぜ、とばかりに飲みためておく。

 しかしビール一本10ドルはボッタクリすぎだろうがよ。


 しばらくふらふらしてるうちに、ステージのほうから、
 ブルーマンのショーがはじまるぞー
 ってアナウンス。なんと。スーパーボウルさんくらいになると、前座がブルーマンか。いいねいいね。


 しかしこんなに盛り上がってるところに売りに来たくせにビール屋はID確認するんだぜ。律儀すぎるんだぜ。


 本当にダラスにはアジア系の人が少ない。見慣れてないから、こっちの年齢なんてまったく想像つかないみたい。とくに日本人なんてオードリー一行以外に見かけた記憶がない。僕がアメリカで多少知ってるのは西海岸だけだけれど、あのあたりのアジア系が全部メキシコ系になったような人口比率だろうか。メキシコ料理屋はどこにでもあるけれど、中華料理屋すらほとんどみない。アジア系への接し方に戸惑いがうかがわれるようなことも何度か。
 そしてこれも西海岸に比べるとだけど、健全な地方都市って感じで、酒関係は結構面倒、店が閉まるのも早め、今回は特にかもしれないけれどタクシーも少ないので旅行者がふらっと夜遊びするにはとても不便。観光関係のものは全然整ってないんだね。でも健全ではあるけれど厳しい雰囲気でもなく、みんな大らかで直接的で時間にはルーズだ。これが本来のアメリカってやつなのかもしれないぞ。でもわざわざもう一度こようとは思わないぞ。


 ブルーマンはたっぷり30分くらいライブやって、ちょうど4時くらいになった。
 あと1時間で試合がはじまるぞー、ってことで、みんなスタジアムの中に移動。


 中に入るとセレモニー前の選手たちが体をほぐしてるところだった。


 席はやはり2階席の、それもだいぶ後ろの方だったけれど、でも結構見やすそうだし、まあ満足。


 試しに2階席の一番後ろまでいってみると、さすがにここだとちょっと辛いなーって感じ。


 それにしてもでかいモニター。


 客席の服装比率は、PIT:GB:その他=4:4:2くらいって印象。


 テリブルタオルはないけど、林家たけ平の手ぬぐいなら持ってるよ!


 盛り上がってまいりました!