1.やっぱり欲しいね、フットボール酒場


 きっかけはtwitetrでした。

 「フットボール専門とはいかないかもしれないけど、フットボールがメインのスポーツバーみたいな店つくりたいなあ」とポストしたところ、意外とたくさんの人たちが反応してくれて、そこから公開ブレスト(≒集団妄想)のような状態に。
 わかったのは、需要はあるみたいだ。ってこと。


 TL上で妄想がふくらんでいく様子をまとめてみました。
 ⇒togetter


 その後つらつらと店舗の具体的なイメージなどについて考えていたのですが、NFLロックアウト騒ぎに地震が重なり、自分の中ですべてが停滞していました。
 とはいえ、そろそろ頭も使わなきゃなって気分になる程度には落ち着いてくると、やっぱりフットボール酒場ほしいなあ、と。

 現実問題として、東京では飲食店はこれから2〜3年というスパンで非常につらい時期を迎えるでしょう。でもそれで家賃などが下がって初期費用が抑えられるなら、逆にチャンスがあるのかもしれない。そして、ブレスト時に考えてた共同経営方式というような仕組みが、不況なり停滞期なり、さらには震災後のこれからのビジョンをつくる際に受け入れられやすくなるだろうという感覚もあります。
 出資などの銭を出し合うという形式としての共同経営に特にこだわりはないのですが、共通の趣味(今回であればフットボール)を持った人たちが、たとえばtwitter上でクラスタを形成するように、自分たちの?場?を自分たちで能動的につくっていく、そのひとつの具体化として店舗という形をとる。という例が増えていくと思うんです。
 ネット上ではtwitterSNSなどいろいろなツールで、それぞれの趣味のクラスタが自然と形成されるようになっています。そこからたとえばオフ会が開催されるまでのハードルは非常に低くなっている。その次の段階では、関係性の固定化とまではいかないでしょうが、そこに行けば誰かいるんじゃないかと期待できる?場?の形成に向かうでしょう。

 また、趣味的なことを事業化する形も、個人が寄り集まって行うものに変わっていくだろうと思っています。昔は企業が金をだしてメセナなどといい、儲からないことを「文化事業」だとか名前をつけてやってくれていましたが、企業にそんな余裕がなくなってきた以上、個人がその役割もこなさなければならない。でも、そんなことを一人でできちゃう資産家はさほど多くない。それならば皆で共同で、というような流れ。
 言ってみれば、自分たちの遊び場を自分たちでつくって、そこでみんなで遊ぶ、という遊び。たぶんこれから流行る方向性だと思います。その先駆けにもなってみたいな、という気持ちもあったりして。


 いきなり抽象的妄想的な書き出しになってしまいましたが、フットボール酒場に関してきちんと考えて、肉付けして、最終的に実現できるかどうか検討してみたいと思います。ご意見やら、ご提案やら、みなさんの妄想する理想のフットボール酒場について教えていただけると嬉しいです。

 なにはともあれロックアウトが問題なんですけどねー。