カナダ戦、くやしさの復習。あるいは陰謀説。

アメリカンフットボール・ワールドカップ、実質的な準決勝戦、日本vsカナダ、日本惜敗でございました。


本家テレビ局ORFのストリーミング放送が、なんだかよく知らないテニスの試合に侵食されてぜんぜんフットボールを映してくれず、すっごい遠くから淡々とUST中継している人のお世話になったカナダ戦のネット観戦会でした。つまり、それぞれのプレーがどんな感じだったのかぜんぜん分かっていません。
しかし負けたのは確かのようです。くやしいのう
ひとまず公式サイトのplay by playを眺めつつ、くやしさを反芻してみようと思います。
問題は、試合開始直後のカナダのタッチダウンドライブ、前半終了間際のFG、そして試合終了間際の逆転ドライブ、この3つかと思われます。
でもこれって、試合開始直後、前後半終わる間際っていう大事な時間帯で見事に決めたカナダの勝負強さに脱帽、ということでありますね。くっそう。


というわけで、問題点その1、カナダの最初のドライブ。
カナダはコイントスで勝ち、リターンを選びました。自陣30ヤードからの攻撃、特に大きなゲインがたくさんあったのではなく、じりじりと進んで、3rd.ダウン・コンバージョンも2回成功させ、最後はゴール前でギャンブルしてのTD。実に勝負強くやられてしまいました。


でも日本は次の攻撃であっさり追いつき、パント合戦を経てまた1本ずつ取り合い14対14。
そして問題点その2、カナダの前半最後のドライブ。
残り時間は30秒ほどだったんですが、キックオフで28ヤードリターンできて、自陣47ヤード。そして試しにラン・プレーひとついれてみたらこれが11ヤードも出て、じゃあいっちょやってみるかーって感じで投げたパスが2本続けて成功、32ヤードFGまでもっていかれました。素晴らしい集中力でしたね。


そして後半、日本がFG2本で逆転、そしてカナダがTDで再逆転。シーソーゲームとなっていきます。しかし日本はリードしたときは3点差、ビハインドのときには4点差という、ちょっとだけ心の余裕が奪われるシーソー具合でした。
日本が再々逆転して、日本27-24カナダ、残り2分半、さあやってまいりました勝負どころ!という、なんとも良い面白い試合になっていたのですが、ここからのカナダのドライブが問題点その3でしたね。


ここで、あの事件が起こったのでした。
まさかの配信中断。
どうした? なにが起きている?
そして画面が戻ったときには、なんとカナダはゴール前1ヤードまで攻め込んでいました。
なん…だと?


play by playによると、カナダは自陣27ヤードからの1st.ダウン10で、
M.Faulds pass complete to D.Stevens for 72 yards to the JPN1, 1ST DOWN CAN
ってなことになっています。
どうもQBにプレッシャーはかけたものの、セーフティーバルブ的バックにパスが通っちゃって、それにタックルミスが重なった、というようなものらしいですが。


しかし、これはきっと嘘です。CGです。陰謀です。
キャッツアイが監視カメラの前に金庫室の写真を設置して、金庫室には何の異常もないと演出しておいて楽々と絵画を盗み出したように、きっとUST中継が途切れた間に何らかの工作が行われたのです。



どうしても決勝戦アメリカ対カナダにしたい主催者の陰謀です。日本代表は何か弱みを握られているか、人質でも取られていて抵抗できなかったんでしょう。


などという妄想が駆け巡るほどに、再開された中継画面に映し出されたフィールド・ポジションが簡単には理解できませんでしたね。
くっそう。
その後、日本代表も抵抗したもののTDをゆるしてしまい、再々々逆転となりました。
実際のところ、まだ時間はあったわけですが、これだけ勝負どころでは常に競り勝つカナダの気合を見せられてしまうと、どうにも分が悪い流れになってしまっていました。
あえなくこのまま試合終了、日本27-31カナダ。
日本代表は4点差(とキャッツアイの工作)に泣いたのです。
くっそう。


ちなみに、延々と中継が続けられていたテニスは、地元大会(優勝賞金約300万円)の一回戦だったそうで。
地元オーストリアバンマー選手が逆転勝ちしたそうです!地元っ子の試合だから、しかもこの大会を最後に引退するから、きっとワールドカップなんかよりずっと大事!ってことだったんでしょうが…いや、ここにも陰謀の匂いがしますね、きっとこっちはキャッツアイの三女で、テレビ中継されると工作がバレるからわざと試合を長引かせたんだ!



追伸
ダイジェストがアップされました。これも捏造だけどね!