4度目のワールドカップは3位で終了。そしてマイナースポーツの未来。


3位決定戦、日本vsメキシコ。お互いに気力体力限界ぎりぎりのところだったんでしょう。結構バタバタしたり反則が多かったり、決して両チームとも出来の良かった試合だと満足はしてないとは思いますが、結果が大切な場面で3位を死守したのは何よりでした。めでたい。



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しかしやはり中1日で4試合というのは、さすがに無理があったのではないか、と。オリンピック競技への布石としての大会期間の設定であり、そのためどうしても試合間隔て短くなってしまった、という話ですが、ちょっとね。
すべての試合が1クォーター12分制というのも妙なものがあったし、スカウティング不足をついたようなフェイクプレーが多いように感じたのも準備する時間が足りなかったことの裏返しでしょう。一つ一つの試合をもっとじっくり楽しみたかったっていうのが個人的な感想です。


そしてもうひとつ。今回、マイナースポーツ・ファンにとっては非常に嬉しく頼もしかったのが、ネット配信でしたね。現地テレビ局の公式配信は安定せず、野良なのか公式なものなのかよくわからないUSTはひたすら遠かった、などなどの問題はあるとしても、リアルタイムで中継がなされていた。すごい。
オーストリアに3人のスタッフを派遣してUST中継をするくらいなら、多分費用は300万円くらいあれば足りるんじゃないかと。それって一口10万円のスポンサーが30集まればできるわけですよ、特設ページ作って広告をだしてとかって商売とまではならないかもしれないけど、何かできそうな明るい未来を感じてしまうわけです。
例えば自分がスポーツバーを経営しているとしてですね、店が300万全部を負担することはできなくても、音頭とりとして金を集めて独自中継団を派遣することも現実的に可能なわけです。X LEAGUEのテレビ放送のない試合とか、大学やら高校の試合だったらもっとずっと安くできるだろうし。
マイナースポーツであるけれど、マイナーであるがゆえに、自分たちで粛々と足場を固めていくことが大切であり可能なんじゃないかと。それが楽しみ方でもあるし普及へもつながるんじゃないかと。なんかそんなことまで考えたわけです。


マイナースポーツの未来は明るい。たぶんね。
だからオリンピックなんぞよりもね、競技自体の良さを最大限ひきだせる大会であってくれ、と。
関係ないけど東京はもうオリンピック立候補とかしないでくれ。


ではまた4年後♪