チーフス戦を完勝するためにビッグ・チーフって店を襲撃してきたったよ!


ジャイアンツ戦


なぜこうも毎試合筋書きがあるかのような劇的なゲームをしてくれるのでしょう、フットボールの神様に愛されているんですね、われらがマイアミ・ドルフィンズ
しかし神様、願わくばたまには勝つシナリオも書いてください。

試合開始直後は素晴らしかった。去年に戻ったかのようなシンプルで短いパスを中心に、ムーアは第一ターゲットがあいていないとみるやすぐにスクランブル、または投げ捨てる、まるでQBとしてのレシーバーを探す能力を全く持ち合わせていないかのような着実なゲームコントロールで、なぜかゲインを重ねます。ジャイアンツのディフェンスも協力的でタックルは甘くランも良くださせてくれました。いつのまにやら2本もタッチダウン。なんということでしょう。

しかし。負けを覚悟する瞬間は意外と早くやってきました。
ジャイアンツが前半残り3分からのドライブで、それまでグダグダだったイーライのコントロールも戻り、ポロリだらけだったレシーバーも集中しだすといういつもどおりのゾーン・モードに突入。きれいに残り時間をほとんどつかってタッチダウン。4点差にまで迫ります。
だめだこりゃ、ファンは思ったことでしょう。


しかしそれでも後半に入るとジャイアンツは再び手綱を緩めてくれました。ポロリもしてくれました。優しいね、ジャイアン
でもディフェンスの方はだんだんと本気をだしてきやがりまして、シンプルなパスしか持ってないドルフィンズ・オフェンスをほぼ完封。さらにどんどんパスプロももたなくなっていき、さすがのムーアさんもスクランブルすら出られなくなりました。苦し紛れにマーシャルはインターフェアをしてしまう。うん、手詰まりってやつです。

ならばもうディフェンスがこのまま最後まで頑張りきるしかない、となったわけですが、それも一瞬の夢。なんだか最初から最後までずっとパスが通り続けた印象のフィールド中央のゾーンを、いつまでたっても守れませんでした。パスプロもぜんぜん崩せない。疲れちゃったのかなー。
で、逆転。

でもまだ6分もある。これなら…いや、残り時間の問題ではありませんでした。だってプレーがでないんだもの。
良いリターンかと思ったら、レシーバーがあかない、ランが出ない、パスプロがもたないの3凡。
しかし逆転して安心しちゃったのかイーライが酷いといえばあまりにも酷いパスを投げまくってくれて、もう一度チャンスがきました。優しいね、ジャイアン


しかしそこはわれらがドルフィンズ
最後のシリーズをサック、サック、インターセプトで締めくくりました。
さすがじゃろ?
終わってみれば前半ラッキーだっただけで、ジャイアンツが盛り上げるためにハンデくれたんじゃないのかっていう内容。ますます救いがありません。こりゃほんとにシーズン中のスパラーノさよなら会あるかもですねー。


チーフス戦


そして今週はチーフスが相手です。チャージャーズとの壮絶なネタ合戦接戦を制し、ディビジョンを混沌に巻き込みました。レイダースもこれからどう転ぶか分からないし、ますます楽しみな地区ですね。
しかしドルフィンズだってあっさりと協力してあげるわけにはいきませんから、一緒に先週なしとげられなかったターンオーバー二桁の殴り合いを演じようではありませんか、と思う次第です。

実際のところ、チャージャース戦を見る限りでは、チーフスは昔懐かしい雰囲気を醸し出している地味ながらいいチームのようで、なんだか胸の奥がほっこりしてくるような不思議な感覚をおぼえました。いいですよね、ああいうチーム。まだ大化けはしなそうではありますが、静かにゆっくりといつの間にやら強くなっていてほしいものです。

が、今週は同じく地味なドルフィンズと噛み合えば、夜更かししてまでなに観てんだろ俺…と日曜の深夜にモニターを見つめながらひとり反省会に陥る危険性もある対戦かもしれません。それならばいっそターンオーバー合戦のほうが微笑ましいのですが。
ともあれ、何一つ前に進んでいないドルフィンズを相手にするチームは、シャドウボクシングでフォームを確認するかのごとく戦っていただき、どうぞ御社の一層の向上にお役立ていただければと願うのみであります。


ちょっとネガティブが過ぎました。
ひとこと付け加えるならば、
リバーズがあそこでポロリしなかったら、チーフスだってドルフィンズ並みの負け方だったじゃないか! 意外と勝てちゃうかもしれないよー!?
ということです。


食らうなら!


もう惰性かもしれませんが、ちゃんと食いますよ!

しかしチーフスもなかなか食えない。人だし。酋長だし。
そういえばネイティブ・アメリカン料理とかって聞かないなあ、レストランとかであったら面白いかなー。と思ってちょっと調べてみたんですが、なんかメキシコ料理の素朴な感じ、みたいな印象で、あまり受けないのかもしれませんね。

ならばとカンサス・シティあたりの名物を調べてみたら、バーベキューとかずいぶんざっくりしたもので、なんか面白くないなー。

などと調べていき、
阿佐ヶ谷にアローヘッドっていうバーがあるらしい。んーちょっと行くの面倒だなー。
秋葉原に大酋長って店があるらしい。激安食い放題ってなー。

そしてたどりついたのがこちら。
ビッグ・チーフ@下北沢
http://bigchief.under.jp/

酋長さえ食っちゃえば勝ちでしょ!


店に入るとわりと木を基調にしたわりとラフな雰囲気。なぜか川崎フリューゲルスを応援しているらしいんだけれど、そこはスルーだ。
で、メニューは基本ケイジャン料理とのこと。ケイジャンってとニュー・オリンズとかのほうでしょ、KCじゃなかったかなー。
と思いきや、トイレにこんなものが!

間違ってなかった。
負けないぞ!


エビをいろいろハーブで炒めたの。

つまみに良い。軽く食ってやった。


ナマズのフライ。

そっち方面じゃナマズは結構食うらしい。意外と癖はなく、ふわっとした感じの白身。楽勝。


ガンボ。

辛くない豆煮込みをインディカ米にかけてある。オクラを一緒に煮てあるから、ちょっとぬたっとしてるらしい。カレーって感じではない、どっちかってっとオジヤ? まあこれはこれで。


というわけで、珍しいものを食ったぞ、という感覚であります。
ドルフィンズが勝つのも珍しいことだから丁度いいよねー!